もうすぐ1年生だもん!

ランドセルは何色にしようかなー。
どんなお友達ができるかなー。
親も子どももワクワクドキドキの小学校入学。
小学校入学を迎える子どもたちの気持ちや、就学前の子どもたちを受け持つ保育所や幼稚園の先生の想い・・・。
就学前の子どもたちにとって大事なことを毎月連載していきます。

第11回目家庭でお願いしたいこと

いよいよ就学が近づいてきましたね。 運動会も終わり、子どもたちもがんばることの大切さやお友達と力をあわせることなど、大きく成長したと思います。
そこで、今回は就学直前にご家庭へお願いしたいことを徳島県内で公立小学校の先生をしていた方にお聞きしました。第4回「家庭での就学準備って?」では生活習慣についてお話しましたが、今回は楽しく学校生活のお話をスタートさせるためのヒントを徳島県内で公立小学校の先生をしていた方にお聞きしました。

自分のお名前だけは読み書きできるように

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Q:入学時に読み書きできなくても大丈夫っていうけど、ほんとに大丈夫なの?

A:ひらがなが「上手に」書ける必要はないかもしれないですが、机や持ち物などにお名前を書いていますので、自分の名前は読み書きできるようにしておいたほうがいいですね。
学校では、書き順や鉛筆の持ち方、姿勢から丁寧に教えていきますが、すでに癖づいてしまっている子どもさんもいます。 ご家庭で、書き順や鉛筆の持ち方、姿勢が正しくできたら褒めてあげて、できるだけ癖が残らないようにしてあげるといいですね。

普段の生活の中で「数」を意識してみる

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Q:簡単な足し算ができなかったら困る?

A:20ぐらいまで数えられるといいかもしれないですね。入学後すぐに足し算や引き算の式を使って勉強していくわけではなく、おはじきなど算数セットの道具を使って数を学んでいきます。その中で、まとまりや個数の意味が身についていきます。
ご家庭でも「お菓子をふたりで同じ数にわける」とか「3こずつ袋にいれてね」など楽しみながら数を学んでいくといいと思いますよ。

必ず一緒に通学路を歩いておく

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Q:勉強についていけるかも心配ですが、集団生活ができるかとか一人で登下校できるかも心配です。

A:集団生活については、いま現在、保育園や幼稚園に通われているかと思いますが、そこでの生活がしっかりできていれば大丈夫ですよ。
もしご家庭での様子が心配なようであれば、一度、園の担任の先生に相談してみてはどうでしょうか。
また、一人での登下校ですが、入学前までに何度も通学路を一緒に歩いてみてくださいね。 車や自転車に乗ってではなく、ちゃんと子どもと一緒に通学路を「歩く」ことで、普段気づかない危険な箇所や、いざという時に逃げていけるお店やお家もわかると思います。
また、一緒に通学路を「歩く」ことで、子どもさんの「一人で行くの?」という不安な気持ちを少しでも取り除いてあげれらるのではないかなと思います。

回答してくれた方のご紹介

K.I先生

徳島県在住。小学校教師歴30年
小学1年生の担任を何度も受け持ったことのある経験豊富な元小学校教師

最後に…

読み書きは、とても大事ですが、すべてのひらがな・カタカナの読み書きができなくても、先生がおっしゃるように自分の名前だけでもちゃんと読み書きできるようにしておきたいですね。
子どもが文字を形として真似て書き始めるという話を聞いたことがあります。 間違った書き順や鉛筆の持ち方を覚えてしまって、なかなか直せなかったということもあるので、書き順があることも少しずつ教えてあげられるといいですね。
そして通学路。
車や自転車で通った道と子どもが実際に歩く道では、子どもから見える景色が違います。毎日、家事や仕事でお忙しいとは思いますが、できるだけ何度も通学路を一緒に歩いて、子どもの目線での通学路を見てくださいね。