冬になると、時々、全身に「じんましん」がでます。
特にアレルギーもなく、普段と変わったようなことはありません。
かわいそうなので、予防をしたいのですが、理由もわからず病院に行くまでに治まってしまうので、受診する機会がありません。
受診する時には「じんましん」の写真だけでも大丈夫ですか?
その質問にお答えします。
お話から考えると、寒冷蕁麻疹(じんましん)の可能性があります。
食べ物などのアレルギーではなく、寒冷刺激で「じんましん」がでてきます。
できるだけ皮膚を温度差に曝さないように、特に冬の間はお肌の露出を少なくされる方がいいです(例えば、手袋を着用する、マフラーを顔まで巻いておくなど)。
頻度が多かったり、程度が強い場合は、抗ヒスタミン剤や抗ロイコトリエン拮抗剤などの内服をしておくと、症状は軽くできます。
「じんましん」の皮疹は通常24時間以内に消失するものなので、皮疹がなくても皮膚科を受診して頂ければお薬を処方できます。
もちろん、皮疹の写真があれば診察する側からすると有難いです。